第一章 二人の出逢い

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俺はすべて書き終えるとペンを机に戻した。 「終わったかい?」 園長さんは紙を自分の元へ引き寄せ軽く目を通した後、隣の『子供』に手渡した。 その人は園長さんとは違い、じっくりと読んでいるようだ。 エメラルドグリーンの瞳と銀色の髪が綺麗だ。 日本人とは思えぬ瞳と髪の色で、周りから浮いていた。
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