第一章 二人の出逢い

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世話役の資格をとった後、最初に来た森川君の利用が決まった。 牡小江(おおえ)中学校にはインターセックスが同学年に四人もいることがわかり、俺は牡小江中の利用者を世話することになった。 葦秋君は他の二人に比べ痩せていて、他人恐怖症だと思えた。 骨のバランスも悪い。 ひどい目にあっていたのだろう。
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