第一章 二人の出逢い

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「わしらは、お前のようなマニウトや、インターセクシャルのものを保護している」 あぁ、なるほど。 だからわざわざ俺をつけてきたのか。 確かに、こんな山の中に子供が一人でいるのはおかしい。 しかもそれが、マニウトやインターセクシャルだったら保護しないわけにはいかないというわけだ。 すぐ横の人の気配に気づいた。 いつの間に。 その男は俺の腕に注射した。 その途端目眩のような感覚がし、意識を失った。
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