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潤がフッと笑いながら、嬉しそうに頭を撫でてくる
泣き顔見て、嬉しそうに笑うとか…さすがドSの神様だ
潤「…スーツ持って行こ…」
奏「ゔ~っ」
だけど、潤の言葉に涙は止まるどころか、ますます溢れ出る
潤の言葉に一喜一憂して
潤の行動にも一喜一憂して
笑ってケンカして泣いて
時には悩みながら、苦しみながら、それでも最後に笑って隣にいられるのなら、私はそれがいい
たくさんのファンを従えていた、男子校の王子様
何年過ごしても、ずっと一緒に過ごしても、まだまだ同じ時を刻みたいと思わせるドSな男
魔王さえも従えさせる、深い目をした男
これからも、隣で手を繋いでいて欲しい…
だって最初で最後の、私の王子様なのだから
~FIN~
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