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「‥‥だっ大樹!」
私は泣きながら大樹に抱きついた。
「要?」
「大樹が大好き!ずっとそばにいて」
大樹は優しい笑顔で私の頭をなでながら
「当たり前だろ?俺も大好きだよ!ずっとそばにいるよ」
琉伎奈には伝えてはいなかったが私たちは内緒で付き合っていた。1年も前から。
そして帰り道。
「ねえ?今日もバイトなの?」
「あぁごめんな!今日は家まで送ってやれねえかも?」
申し訳なさそうな表情で大樹は私を見つめていた。
「気にしないで!私は大丈夫だから」
「そうか。」
「うん」
少し寂しいけど。しょうがないよ。大樹には迷惑かけたくないし。
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