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でもまあこれから三年間をともに過ごす仲間である。
重要といったら重要だ。
リオンも、人込みが出来上がった掲示板を、必死に背伸びをして見ようとしているシャリアに倣って見た。
「一のA…………ないな」
次は一のB。
隣では背伸びを諦めたシャリアが自分の言葉に耳を傾けている。
一のBにもない。
「一のC…………お。シャリア、あったぞ」
「マジ?」
一のCと書かれた文字の下に、シャリア・クレノウンの名があった。
続きを見ていくと、
「お。俺もか」
下から二番目に、リオン・レインドの名がしっかりと刻まれていた。
「やあ珍しい。落ちこぼれが二人とも同じクラスになってしまうとは」
「同感」
リオンはシャリアの言葉に頷きながら、あたりを見渡した。
知ってるやつはいないかな~と。
だけど知り合いなんて数える程で、友達といえばさらに小数だ。
淋しいけど、知り合いは見当たらなかった。
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