anecdote

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- シンク「凄い剣気…」 ホーリー「やめるか?」 シンク「まさか」 クレイオ「痺れるねぇ」 ヨウキ「今度はどっちに一目惚れ?」 クレイオ「さてね」 ヨウキ「ったく…」 ホーリー「衝きの構え、か…衝きのシンク   ったら有名だもんな」 シンク「…」  シンクは衝きに行く、ホーリーは見切り 一歩退きながら衝きの剣を叩き落とす、 が、そこに剣は無い。 ホーリー「消え…」 ヨウキ「速い…」  衝きはフェイク、シンクは左回転、右上 段へ剣を持ち左へ斬り降ろす。 - キィィン!! ホーリー「やるな…」 シンク「あなたこそ、これを止めるとは…」 ホーリー「止めるのが精一杯だったよ、   …いいだろう、オレも、見せてやる…」 クレイオ「…何?」 ヨウキ「…」 シンク「恐ろしいですね…」 ホーリー「そうだろう」  ホーリーは一瞬、微笑を浮かべ、右から 左へ斬り降ろす。  シンクは右へ躱し、右から衝く。  ホーリーは顔を退き、間一髪躱す。  直ぐ様 ホーリーの剣は跳ね上がり、左回 転気味にシンクの脇を狙う、 シンク「ツゥ…」  シンクはそれを無視して顔面を狙い右へ 薙ぐ、 ホーリー「何だと!?」  ホーリーは上体を反り軌道の一寸下へ躱 す。  シンクは加速して一回転、再び薙ぐ。  ホーリーはすぐに上体を起こし剣を立て 止める。 - キィィン!!  シンクは脇へ痛恨の左中段廻し蹴り、 - ゴッ… ホーリー「ングォ!」
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