4人が本棚に入れています
本棚に追加
シドは少し考え込んだ、
そして、クラウドの顔を見て、
シド「ヘイ、オレは…掟を破ったっス」
シドは微笑んだ。
クラウド「そうかぁ…よく言った、
いや、お前は言うよな、
オレには分かってる、
お前は言うんだ、海賊の中の
海賊だ、ここで嘘をつけば
犯した過ちに重ねて自分の
信念を曲げる事になる、
だからお前に嘘はつけにゃぁ
しかしだ、オレは、ここの、
船長だ…」
シド「ヘイ」
クラウド「堕海の刑だ」
シドは微笑を浮かべ、手を差し
出す、
シド「副船長…」
ワィンは、シドの腕を縄で括る、
ワィン「行くぞ」
クラウド「惜しいな、実に惜しい…」
―
シド(ナティ…オレはやっぱり、海賊、
こんな事が続くわけがにゃぁ
アルスたちよ、達者でな)
シドはバラストに括り付けられ、
吊された。
エイジ「アルス!大変だ!シドの事が
バレた!堕海の刑だ!」
アルス「何だと!?」
アルスはすぐ走り出した、
―
クラウド「縄を斬れ!」
アルス「シド!!」
― ザッ…
シドはアルスの顔を見て微笑んだ。
― ドボン…
アルス「シド――!!」
アルスはクラウドを見る、
アルス「あ゙ー!!」
アルスは剣を抜きクラウドに斬り掛かる
クラウド「いい度胸だ、抑えろ!」
幹部らはアルスを抑え付ける、
ワインは首を取り、
ダークは右腕、セシオは左腕を抑えた、
アルスは剣を放してしまう。
最初のコメントを投稿しよう!