anecdote

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シドは少し考え込んだ、 そして、クラウドの顔を見て、 シド「ヘイ、オレは…掟を破ったっス」 シドは微笑んだ。 クラウド「そうかぁ…よく言った、   いや、お前は言うよな、   オレには分かってる、   お前は言うんだ、海賊の中の   海賊だ、ここで嘘をつけば   犯した過ちに重ねて自分の   信念を曲げる事になる、   だからお前に嘘はつけにゃぁ   しかしだ、オレは、ここの、   船長だ…」 シド「ヘイ」 クラウド「堕海の刑だ」 シドは微笑を浮かべ、手を差し 出す、 シド「副船長…」 ワィンは、シドの腕を縄で括る、 ワィン「行くぞ」 クラウド「惜しいな、実に惜しい…」 ― シド(ナティ…オレはやっぱり、海賊、   こんな事が続くわけがにゃぁ   アルスたちよ、達者でな) シドはバラストに括り付けられ、 吊された。 エイジ「アルス!大変だ!シドの事が   バレた!堕海の刑だ!」 アルス「何だと!?」 アルスはすぐ走り出した、 ― クラウド「縄を斬れ!」 アルス「シド!!」 ― ザッ… シドはアルスの顔を見て微笑んだ。 ― ドボン… アルス「シド――!!」 アルスはクラウドを見る、 アルス「あ゙ー!!」 アルスは剣を抜きクラウドに斬り掛かる クラウド「いい度胸だ、抑えろ!」 幹部らはアルスを抑え付ける、 ワインは首を取り、 ダークは右腕、セシオは左腕を抑えた、 アルスは剣を放してしまう。
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