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温泉旅行
都心から、車で二時間位の温泉旅行に行きました。
山の空気は、秋の気配を感じます。
そのホテルは、中規模の温泉ホテルです。
新館と、本館とが隣接していて、私達は、本館に、二泊する事にしました。
[本館は、少し安いんです。]
入口は、新館の正面に有ります。
本館は、新館を抜け、奥へと入った先に有ります。
私達の部屋は、本館の五階でした。
エレベーターを降りてすぐの部屋です。
廊下は、新館に比べると、やはり古さを感じます。
部屋の造りも、歴史を感じます(笑)
仲居さんの説明も、そこそこに、私達は夕飯前に、部屋で飲み始めました。
夕飯の頃は皆ほろ酔いかげんでした。
夕飯は、新館の大会場でした。
夕飯の後、ラウンジで、カラオケで盛り上がって、夜遅くなって、部屋に帰りました。
大浴場[露天風呂]岩風呂、一階。
私は、エレベーターで、部屋に帰る時、一階の壁の張り紙を見ました。
私は、部屋に入ると、タオルと手ぬぐいを持って、大浴場へ向かいました。
エレベーターで、一階へ向かう。
エレベーターを降りると、新館へ向かう反対側に、大浴場へ向かう矢印が見えた。
私は、手ぬぐいを頭に乗せて、廊下を進んだ。
廊下の突き当たりには、チョットしたスペースが有り、風呂上がりに休憩出来るようにソファーが置いて有る。
ソコを左に曲がり突き当たりが男湯[岩風呂・大浴場]だ。
私は、のれんをくぐり抜け脱衣場へ入った。
浴衣を脱ぎながら、風呂場を見ると、でっぷり太った頭のツルツルのオジサンが風呂に入って居るのが見えた。
私が裸になり、ガラスの戸を開けると、そのオジサンが風呂から出て来た。
オジサンは、すれ違い様に(いい風呂だ、ゆっくり入りなよ。)だって。
私は、風呂に浸かった。
空気が気持ちよく、スッと眠くなった。
アッ、ヤバイ😱‼
溺れる‼
私は、危うく溺れる所だった。
私は、慌てて風呂場を後にした。
脱衣場を出て、エレベーターに向かう。
フッと休憩所を見ると、アノ、ハゲたオジサンが居た。
前を通り過ぎる時、オジサンが(何だ、もう出て来たんだ。)・・(もっと、ゆっくり入ってなければ・・ダメだよ・・)
私は、変な事を言う、オヤジだなぁと、思いつつ部屋へと急いだ。
次の日、私達は、ぶどう狩りなどを楽しみ、ホテルに帰った。
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