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何事も無かったみたいに朝が来た。
私達は、新館の大会場に朝食を食べにエレベーターに乗り、一階へ向かった。
私達は、朝食を食べ終わり、チェックアウトするために、部屋に戻った。
私達は、帰り仕度を済ませ、新館のロビーに向かった。
ロビーは帰り客で混雑していた。
私は、どうしても下着が気になり、一人、本館の大浴場に向かった。
なんとなく、やな感じがするので、友人には、本館の大浴場を見に行くと、伝えた。
長い廊下を歩いて、休憩所を左に曲がる。
なんと、ソコには黄色のプラスチックの鎖が張って有り、大浴場使用中止の紙が下げられて居た。
私は、その鎖をすり抜け、大浴場に向かった。
廊下は、人が通らない為か、床も壁もホコリっぽかった。
パタ・パタ・パタ・・・・
自分のスリッパの音がやけに響く。
大浴場の入口に着いた。
何故か、ガラスの引き戸が開いてる。
私は、意を決して大浴場に入った。
脱衣籠の棚の方を見ると、床にパンツが落ちて居た。
私は、パンツを拾い、ふと浴場の方を振り向いた。
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