温泉旅行

13/21
前へ
/117ページ
次へ
私は、自分が裸だという事に気付き、服を着る事にした。 何か、有っても逃げ出せ無いから・・・・ 何かおかしい、静か過ぎる。 と、その時・・・ サワ・サワ・サワ・・ 私のすぐ後ろの、ベッドの向こうのカーテンが揺れた。 何で? 窓も、カーテンも、閉めて有ったはずだ! 私は、用心深くベッドに乗り、カーテンを摘まんで、窓の向こうを覗いてみた・・・・ 何も、居ない。 私は、ドアの所に戻り、耳を当ててみた。 静かだ。 アイツは、消えてしまったのだろうか? いや、まだドアを開けるのは早いだろう。 時間だけが、ゆっくり過ぎて行く。 私は、思いついた・・ そうだ! 携帯で、友人を呼ぼう! まだ、起きてるだろう! 迷惑なのは分かってる! プルル・プルル・プルル・・ 早く、出ろよ・・ プルル・プルル・・ガチャ・・やった、出た! 私は、急いで説明して、部屋に来る様に頼んだ。 ・・・何分くらい過ぎただろう。 なかなか、来ない。
/117ページ

最初のコメントを投稿しよう!

111人が本棚に入れています
本棚に追加