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私達は、ドアから離れて、ベッドに移動した。
二人で、整理して考える事にした。
何故、アイツが私の家まで、憑いて来たのか?
と、言うか、何故私に憑いたのか⁉
思い当たる事・・・
何か有るはずだ!
早く、思い出さなければ・・・
その時だ!
友人が、ドアの下を指差し、震えている。
私が、ドアの方を見ると、またしても、霧の様な物が、流れ込んで来る。
部屋の空気が、重苦しく、まとわりついて来る。
私達が凍りついて、ドアに釘付けになっている、その時だ!
私達の背後で、異様な気配が・・・
ハッと、振り向く。
カーテンの隙間に、アイツの顔が!
ワァ~‼
私達は、跳ね上がり、ドアの方へ向かって逃げ出した。
どうしよう。
・・・・
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