出会いはいつも突然

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泰史「兄貴も早く彼女作れよ♪そうすれば多少遅くなっても怒られないぜ♪」 銀牙「コロコロと女を変える奴に言われたくない」 泰史「兄貴ってバカ?人生は楽しんだ方が勝ちなんだぜ♪」 泰史の言う事もわかる。確かに俺は理想にこだわり過ぎてあんまり付き合った事がない。 今まで数人とは付き合っては見たがやはり自分の理想に照らし合わせたら長くは続かなかった。 銀牙「俺よかガキに人生の事何て言われたくねぇ~んだよ」 とりあえず母さんと泰史がうるさかったから俺は自分の部屋に向かった。とりあえず制服をかけてベッドに横になった。 銀牙「…楽しむだけが…人生じゃねぇ~んだよ…状況が悪ければ悪い方が…俺は楽しいだよ…」 自分以外部屋にいないのにも関わらず天井を見ながら呟いた。 そこで俺の意識はなくなった。
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