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7時30分に梨華が私の家に迎えにきてくれる予定になっている
慌てて玄関に行き靴を履く
「お母さーん!学校行ってくるね」
「いってらっしゃい!気をつけてね~」
家を出ると梨華がもう家の前で待っていた
「ゆうーおはよ!」
「おはよー待たせてごめん」
「待ってないよ。じゃあ行こっか!」
朝の挨拶を交わし合うと、学校に向かって歩き出す
私と梨華が仲良く喋って歩いていると、学校まであと半分という距離で後ろから声をかけられた
「よっ!」
後ろを振り向くと
同じ中学出身の
真田 篤がいた
(さなだ あつし)
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