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きっと一方的に私の方が好きだったんだと思う。
「正直かずのこと何とも思ってなかったよ。でもね私気付いたんだ…」
「…?」
「いつも私を支えてくれていたから。」
困っている時いつも電話で相談したり、何かあったらかずを呼び付けたり、愚痴を聞いてもらったり…
改めて考えるとかずの存在は大きかった。
今まで何も気付いてなかったけど…
「だから私かずを選んだの。」
「そうだったんだ…」
「私の気持ちを受け取って下さい。」
「分かったよ。あやありがとう。」
かずは私からの花束を受け取ってくれた。
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