6人が本棚に入れています
本棚に追加
はじめて、あなたを好きになったのは、今から、半年前だった。私は極度の恥ずかしがり屋で。先生に話しかけようとする勇気がなかった。
この頃はまだ。けれど。
「ねえ。涼子!!」
話しかけてきたのは、親友の真知だった。
「うん?」
先生だけじゃない。異性に対して、積極的な行動に出る事ができなかった。同性になら平気なのに。なぜこう違うんだろうと後悔する日々が続いた。
「知ってる?一沢のこと」
一沢先生!!
「一沢先生がどうしたの?」
最初のコメントを投稿しよう!