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「土方?」
土方があまりにも静かなので銀時はまた顔を覗き込んだ。
「…なんだ。」
「すっごい静かだと思って。…そうだ。土方にこれやるよ♪」
差し出されたのは、ガムだった。
「これ、うまいんだよ。」
「ふーん」
「煙草よりガムの方がまだ健康的だろ?」
そう言われては、受け取るしかない。
そして、二人はガムを食べると言う理由で少しの間、一緒にいた。
パチンッ
土方は音が鳴った方を見た。
銀時がガムを膨らませていたらしい。
銀時の口元には破裂したガムがついていた。
「これ、風船ガムなんだよ。」
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