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「だって!え?えぇっ!?」
明らかに動揺しまくりの沖田。
「いやいや…有り得ねぇって…うん…ないない…」
一人でぶつぶつ言ってる土方。
そんな二人を見て、千秋はため息をつく。
―ガラッ
そんな中、襖が開く。
「副長?総司?どうしたんだ?」
そこにいたのはいつもの三人組、原田、永倉、藤堂。それと斎藤に近藤がいた。
「「「…………」」」
土方と沖田と千秋は廊下が満席状態に呆然としていた。
「歳と総司の叫び声が聞こえたから…」
近藤がそう言うと他の人達が頷いた。
―普通…叫び声が聞こえたからってこんなに集まるかな…?
千秋は呆れた瞳で見た。
「それより、聞いてくださいよ!皆さん、千秋さんって16歳だったんですよ!?」
「「「「「………」」」」」
三拍の間。今度は土方と沖田と千秋と斎藤以外の人達が叫んだのだった…
「…取りあえず、落ち着きましたか?」
千秋は周りにいる男達を見据える。
「…にしても、驚いたなぁ…。まさか、千秋が16だったなんて…」
原田がポツリと呟く。
「…それなら皆さんはいくつなんですか?」
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