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「俺は24歳!」
自分を親指で指して言う原田。
「んで、新ぱっつぁんが俺の一個上の25歳」
「勝手に人の歳を言うな!」
永倉は原田の頭をぶつ。
「私は19歳なんですよ」
ニッコリ笑いながら言う沖田。
「え!?沖田先生って19なんですか?」
「そんなに大人っぽく見えますかぁ?♪」
千秋が驚いたら、沖田が頭に手を当てて言う。しかし、
「いえ、逆です」
と、千秋がそう言ったので沖田はショックを受けた。
「俺は総司と同じく19なんだ♪」
「結構、見た目通り…」
「………」
千秋はそこで斎藤を見る。
「斎藤先生は?」
「…19だ…」
「…え?」
「斎藤さんは私と藤堂さんと同じ、19歳なんです♪」
千秋は一瞬だけ固まる。
「…嘘…」
「残念ながら本当だ」
「斎藤さん、その『残念ながら』っていうのはどういう意味ですか?」
沖田が黒い笑顔で尋ねる。
「…いや…」
「ちなみに、近藤局長と土方は?」
千秋は二人に尋ねた。
「ん?俺は30でトシは29だ」
「…此処は意外に若いんですね」
千秋が変に感心していると、
「歳の事はもうどうでもいい!それよりてめぇら隊務はどうしたんだ!!!!」
土方がキレた。
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