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「それは…どういう意味ですか?」
真っ直ぐに曇りのない瞳で見つめる千秋。余程気になるのだろう。
「実は…強請をしている奴らの黒幕が芹沢さんという事になっている…」
沖田は目を見開き、千秋は逆に目を細めた。
「そんな…!芹沢さんは最近、大阪には来ていないのに!」
「芹沢先生の名を語った強請…まぁ、合理的ですね。芹沢先生も実際に強請をしてきた訳ですから」
千秋は冷静に分析をする。
「しかも、隊服の件もありますし」
そこで千秋は顔を上げ、
「これは早めに対処した方がいいですね…」
と言い、沖田と斎藤はその言葉に頷いた。
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