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―ガバッ
「…………」
千秋は跳び起きた。
―夢か…
昨日の騒ぎが収まり始めた頃、千秋達は宿に戻り休んだ。
そして、芹沢が帰ってきて得た情報は『攘夷浪士達の居場所』だった。
「今日、乗り込むのに嫌な夢みたな…」
―寝汗でべとべと…
取り合えず着替える。
着替えの途中でいきなり襖が開いた。
―バン!
「千秋さん!起きて…くだ…さ…い………」
開けた人は沖田だった。
「…うわぁ!す、すいません!」
沖田は着替え中だと知って赤面し、慌てて閉めた。
―あはは…
苦笑いするしかない千秋だった。
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