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土方と沖田が雑談していた頃、千秋は甘味屋で団子を買っていた。
「すいませ~ん。このお金で買えるだけのお団子をください」
団子が千秋の手の上に乗る。
―ズシッ
―重っ
その数、約50本。
―どんだけ金持たせたの?
大量の団子を買った千秋は屯所に帰る事にした。
千秋は空を見上げる。
―雨、降りそう…
どんより曇った今夜には降り出しそうな天気だ…
―今日、やる事に差し支えがなければ…
千秋は前を向き、再び歩き出した。
千秋が買った団子は全て、沖田の胃袋に納まった。
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