おみのさん―後編―

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土方と沖田が雑談していた頃、千秋は甘味屋で団子を買っていた。 「すいませ~ん。このお金で買えるだけのお団子をください」 団子が千秋の手の上に乗る。 ―ズシッ ―重っ その数、約50本。 ―どんだけ金持たせたの? 大量の団子を買った千秋は屯所に帰る事にした。 千秋は空を見上げる。 ―雨、降りそう… どんより曇った今夜には降り出しそうな天気だ… ―今日、やる事に差し支えがなければ… 千秋は前を向き、再び歩き出した。 千秋が買った団子は全て、沖田の胃袋に納まった。
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