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「ガラッ!」
食堂のドアが開き、開いた方向を見ると、そこには車椅子に乗った入居者様が入って来ていました。
私「あら、中谷さん(仮名)、こんばんわ~😃」
中谷様「んー、んー…(←強張った顔)」
中谷様「お茶下さいっ!!」(←大声)
私「喉が渇かれました?」
中谷様「んー、んー…、お茶がないんなら水でもいいです!!だから、お茶下さいっ!!」
私(水でもええって言うてるのに「お茶下さい」って言ってるしΣ( ̄Π ̄;))
この日の当時の私はまだ②新人だった頃だったので、勝手にお茶を渡しても良いか不安になり、夜勤さんに確認しに行くことにしました。
私「中谷さん、すみませんが聞いてくるのでちょっとお待ちいただけませんか?」
中谷様「んー、んー…、はい!私はいい子で待ってます!早くお茶を持ってきて下さいっ!!」
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