本―君への架け橋―

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大学生になって 2ヶ月が経とうとしていた。 あのバスの彼女は 毎日同じ場所に座り 毎日本を読んでいた。 毎日俺より早くバスに乗る彼女は 毎日色々な場所で 降りていく…。 ドコから来てんだろ…? ドコへ行くんだろ…? そんな疑問が浮かび始めた初夏だった。
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