第一章

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***** 「よし!今日は4月7日だから7-4で3番!」 「えっオレ……」 「……とみせかけて最後から3番目、38番 宮崎 結衣! 答えろ!」 …………はいぃ!? ――こうなったのは今から30分程前に遡る…… 「ふう……。なんとかついた……ハァ……」 あれから生徒達の流れを逆走するように教室を目指して、結衣はやっと2年2組と書かれた教室の前にいた。
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