第一章

4/34
前へ
/148ページ
次へ
「美月、今日車で来てるの?」 親友の美和がニコニコしながらやってきた。 「車だよ。」 「じゃあさ、サークルの時間までまだあるからドライブにでも行こうよ」 「OK」 私は美和と一緒に駐車場に向かった。 それから美和と一緒に海沿いをドライブした。 「美和、到着、また明日ね」 「うん、バスケ頑張って」 「サンキュー、鬼のしごきを受けてくるよ。」 私は部室に行き急いで着替えて体育館へと向かった。 「こんにちは」 「美月、遅いぞ、急いでアップしろ」 「はーい」 私は体育館をランニングしたりして、柔軟体操をした。 拓先輩のバスケのうまさは半端じゃない。私の場合バスケは特技だから正直楽しく、体を動かせる程度でいいんだけど・・ 先輩の指導はとにかく厳しい、 バスケの時は鬼になる。そのため、バスケの日のバイトは辛い。 柔軟を終えて練習に加わった。 「美月、そこ違う。この前言ったばかりだろう」 「はい、すみません」 普通の女の子よりは体力に自信ある。でも彼には敵わない。拓先輩の運動神経はすごすぎる。 「先輩、ちょっと休憩させて」 「もうバテたのか、体力無さすぎ」
/148ページ

最初のコメントを投稿しよう!

918人が本棚に入れています
本棚に追加