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裾を掴む手を掌の中に閉じ込めて、トッキに体を任せる
泣かないで？
俺は何があっても愛してるから
「あの日…事務所行って、サスムとヤンの居場所と目的を聞いた」
撮影が長引いてるんだろうと。
場所を移動したから…２人が不安なんだろうと
場所が分からなくて怖いんだろうと自分に言い聞かせて
「夢中で…２人の所に向かったんだ」
早く安心させたくて
早く顔を見たくて
それだけを胸に…急いで向かった
「…途中で…電話が鳴って…」
もしかしたらサスムか…とか
もしかしたらヤンなのか…とか
期待を胸に抱いて携帯を開いたら、知らない番号
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