鈴雲

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「ヤンもサージャも…言いたい事があるのは分かる」 俺にだって言いたい事、あるだろ? それは分かるけど、今はゆっくりさせてやりたい。 何もかもが…限界だろうから 「ヤン。…明日、話そ?」 連れ立って行ってくれるサージャにありがとうとしか返せない サージャだって言いたい事あるだろうに。 「サスム!」 リビングから出ようとしたヤンの突然の言葉 顔を上げたサスムの泣き顔に、掛かった言葉 「僕サスムが一番大好きだから!」 ヤンの掛けた言葉が一番心に響いたと…思う 我慢してた声を上げて泣いたサスムがそれを物語っていた
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