虹雲

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歩き方が鈍いサスムに寄り添いながら進めば、当然の様にヤンの部屋を目指してる そんな事許す訳無い。 理由が分かった今、何にも遠慮なんかする事無いんだからさ? 通り過ぎようとした腕を引いて、いつも3人で過ごした部屋へと入れば 何故と言いたいのか、瞳が見開いてる 「サスムの部屋はここだろ?」 笑えるのは、俺の答えが出てる証拠だよ? 「…僕は、別れましたから」 この期に及んで、まだつまらない事を言うなんて…どこまで固いんだろうな? サスムらしいと言えばそうなんだけど。 「別れたって…サスムが一方的に言っただけだろ?」 な、とホランイに賛同を求めれば、ホランイも笑ってる
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