episode 1

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ガチャリッ… リビングの扉が開いた瞬間、俊也が抱きついてきた。 俊也「姉様~来るの遅いですよ~」 芽衣「ごめんね…俊也…」 今にも泣きそうな俊也を宥めていると… 秀徒「2人共、ソファーに座って話をしよう。芽衣も俊也も寮に入るんだ。暫く会えなくなるからな…」 麻子「そうよ…早くお話しましょう…?」 芽・俊「分かりました」 そう、私も俊也も寮なのだ。 それから、いくら時間が経ったか分からない程話した。 コンコン… 明仁「芽衣様、俊也様…そろそろお時間です」 時間が迫ってきたのか明仁さんが呼びに来てくれた。 秀徒「もう、そんな時間か…早いものだ…」 麻子「2人共、身体に気を付けるのよ」 芽・俊「はい。では、行って参ります…お父様、お母様…」 秀・麻「行ってらっしゃい」 そして、別れた。 私の両親は、どこか寂しそうだった。 芽衣「じゃあ、俊也…また会える日までね」 俊也「はい…姉様も…」 私たちは違う車(リムジン)に乗り込み、目的の場所へ向かっていった。
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