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「フフ…その通りよ」
「!!」
スキマに触ってみようと手を伸ばそうとした瞬間に、何処からか女性の声が
???「貴方、こっちの世界に行ってみたい?」
匠「…行きてぇ!超行きてぇ!」
???「随分と即答ねぇ…。少しは怪しんだりしないのかしら。」
即答の匠に呆れた様に溜め息を吐く謎の女性
???「…まぁ良いわ。貴方が良いなら連れてって上げても良いわよ。因みに…貴方はこの世界に未練は無い?」
匠「…ん~、まぁ無いかなぁ…。どうせこのままこの世界で生きていても、ろくな人生送れないからな!」
そう断言して、ケラケラと笑う俺
???「そう…。なら、一名様ご案内~♪」
その瞬間、匠の足元に先程のスキマが自転車ごと入ってしまう大きさで開いていた
匠「…え?…えぇぇうぁぁ!」
なす統べなく自転車ごと落ちていく匠
匠「さ…最後に前の世界に一言、こ……このままでは終わらんぞ~!ガクッ」
と、落ちながらそんな事を叫んだ後、意識を失っていった
???「そこは「ぶるぁぁぁぁぁ!」の方がよかったんじゃないの?」
あなた様は何を仰有って…ピチューン
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