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俺はその時…
俺は自分が小さく思えた
孤独だと思った
愛想よくふるまう一人ぼっちで情けない俺
こんな時…頼りにできる人は
遥しかいないって思えた
でも遥にこんな事言えるわけがない
そして…恐怖でおかしくなりそうだった
取り残され
一通り落ち着いた後…
これからの事について考えた
そうだ…!!
遥は…!?
遥かまで被害にあってるのでは!?
それが心配でたまらなかった…
でも面と向かってはききづらい…
遅くなってきたから
体のあちこちが痛いのを我慢してゆっくりと立ち上がった
ほとんど濡れたままだが少し整えて帰ろうと廊下に出ると
「勇介君!?」
そこには顔を歪めた遥がいたのだった…
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