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振り返った視線の先
店先で流れるメロディー
二人で歩いた道
全てがあなたを連想させて
笑顔を奪い涙を誘う
日常に染み込みすぎて
あなたのいない異常に
私は戸惑うばかり
いつか
あなたがいないこと
当たり前になってしまうのかな
慣れてしまうのかな
こわい よ
あなたが消えてしまうのが
つらい よ
思い出になってしまうこと
どれだけ拒んでも
どれだけあなたを引き止めても
あなたの記憶は古くへ
記憶は無慈悲に薄れていく
まって よ
涙は止めどなく
いかないで
伸ばした手の先には空白
あなたの記憶
どうかこのままでいて
願いをそっと
胸に秘めて
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