病院の招かざるお客様!?

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ある朝8:30頃に 白衣を着たオバチャンに呼ばれ 処置室と言う密室に招かれたのであった。 その時に婦長だと感じたのは 言うまでも無いが 爆弾発言をされ 俺は、スイッチを オンにしたのだ。 「私は、婦長の吉田と言いますが この度は誠に申し訳ありません。」、当たり前だが 次に爆弾発言が 「私は、以前手術部の婦長だったので どのように行動したらいいのか分からないんです。」、なんと呑気な発言ではないか 俺は、あまりにも感動してしまい ナマラ丁寧に助言する事にした。 「あ~っわからない!?それでも婦長かぁ?分からないなら主任に聞いたりして 行動せなアカンやろ ホンマに婦長かぁ?爺さん婆さんの話しを 聞くくらい出来るんちゃうか?このどアホがボケ 考えて動けやタコこのっ。」、等心と愛情を込めて言い放ったのだ。 「分かりました。 良く考えて行動します。」、等言い逃れに 俺は、受け取った。 だいたいナース達にも 嫌われていたのだから 最悪と言うか ナマラ 乱気たけてる(笑)のであった。 その時は1月だったが 4月に友人の見舞いに来たら 吉田婦長の姿は、無く聞いたら ナマラ田舎に転勤したらしいのだった。 これ以来院長と俺には 目に見えない壁が 突然出来たのだ。
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