届かない想い

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藍「ねぇ、遼希ぃ。今日一緒に遊ばない?」 梨「遊ぼーよ!」 ほら、あなたの周りには、いつもみんながいる。 今日も、藍や梨生奈などが遊びに誘ってる。 遼「んー、いいよっ」 藍「やった!じゃぁまた後でね♪」 梨「ばいばぁい♪」 楽しそうに話をしていた藍と梨生奈が、有海のところに駆け寄ってきた。 藍「今日こそ、ちゃんと告白しなきゃ!」 告白………? そっか、2人は遼希が好きなんだ。 梨「だよね。ぁたしも!」 わかってるけど…… 有「告白…って?」 藍「ぁたしたち、今日告白するの」 梨「ずっと好きだったんだぁ」 ズキッ…って、心が痛くなった。 有「へ、へぇ~…そうなんだ」 藍「もちろん応援してくれるよね!?」 梨「よね!?」 一瞬答えに迷った。 もし応援すると言ってしまったら、もう遼希への想いは消さなくてはならない。 逆に、ぁたしも遼希が好きだから、応援できないと言ってしまえば、2人との関係が、なだれのように崩れてしまう。 有「応援……するに決まってんじゃん!!」 藍「本当!?ありがと♪」 梨「さっすが有海!!」 自分を優先することは、できなかった。 あぁ……… 最悪だ………
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