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ある日の、昼休みのことでした―――
親『なぁよ』
佐『ん、どーたよ?』
親『慶次も聞けって』
慶『あ、なに?』
親『新しいあそび考えたんだけど、聞く?』
佐『なに、』
佐・慶『ツクダンツンブングンゲーム?』
慶『ハモったねぇ』
佐『きれいになぁ、んでなんなわけ新しいあそび』
親『名付けて、佐助ごっこ!』
佐『(ぱやーん』
慶『あははは、なんじゃそら、腹痛てぇ』
親『佐助みたいに、人の名前本名で呼ばねぇの、例えば真田なら旦那で、政宗なら独眼竜とかな』
慶『それなんて罰ゲーム』
―――ガタン、ガシッ
親『ど、どーしたよ政宗?まず肩の腕退けろよ』
政『チカ、さっきから聞いてりゃなんておっかねぇこと言ってんだ、そんなんしたら、本名は呼ばれねぇし、節操ねぇし、木にぶら下がってるだけなんだぞッ』
政『あぁ~考えたら死ぬ、チカに独眼竜って言われて、他の野郎にホイホイついていって………』
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