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ミイラの呪い
昔、一人の考古学者がエジプトで一体のミイラを発見した。
しかし、その男はその日の晩に、心臓発作で亡くなってしまった。
その男の遺産となったミイラは親族である老人に託されたのだが、その老人も原因不明の病気で亡くなってしまう。
その後、残されたミイラは渡る所々で災いを起こし、最終的にエジプトの国立博物館に託される。
しかし、その博物館でも災いは続き、客や従業員が次々に死んでしまう。
こんなミイラを自分の博物館に置いておく訳にはいかない博物館館長は、全世界にミイラの引き取り先を探した。
すると、ロサンゼルスの博物館だけが、そのミイラを引き取ってくれるとの事だったので、その頃、絶対に沈まないと言われていた豪華客船に乗せてミイラを運ぶ事にした。
しかし、その豪華客船さえも氷山にぶつかり沈んでしまった。
そう…その船の名はタイタニック号である。
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