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魂の呵責に耐え
孤独への勝利手にしたら
浴びる血の痛み
それは我か君か知らずとも
己の剣翳すため 僕は進み往く
夜毎 漆黒鏡に映し出される異形
微笑を浮かべ 積もる雪
殺められて逝く未来
全ては刹那 恍惚陶酔への供物
鮮やかに手招き
奈落から
怒涛の岸壁 切り裂いて
黒馬堂々駈け鳴らし
向かう天は地の果てか
往けども往けども
あなたの姿は見えぬのに
各々 剣振り回し
甲冑脆くも崩れ散る
如何して君が仇?
絶望の淵に 過ぎるだけの優しさ
それでも求める 愚か者
最期 また出逢えるだろう
幾片の羽根に纏われて
その刻まで 僕は戦い続ける
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