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「…」
俺は店から出ようとした。すると突然かなりの露出した服装の若い女が。
「そこのお兄さん!」
そう言いながら俺達に近づいてきた。なんだ? そしてその女は俺の顔をジロジロ見ていた。
「なかなかいい男ね!そっちの男も」
リキータはちょっと顔を赤らめていた。ずっと男達にかこまれて生活をしていたので。そして 女は。俺の顎を触ってきた。
「私の名前はパトラ・シットラーよ?あなた、もしかしてスペンサー・ディーグル?」
「なぜ俺の名前を知っている?」
馴れ馴れしいなあ。この女は………
「やっぱりそうだったのね?あなたこの国じゃすごく有名なんだから。王に使えていて~ハンサムで~強いって。」
俺は黙ったままだった。
「無視?あなたが以外に気難しいのね?まあそこが魅力的なんだけど。」
「いい加減ちゃかすのは…」
確かにこの女は魅力的な女かもしれないが。俺は今は女などには興味を抱いてはいなかった。
「それに綺麗な肌?服もなかなかいいセンスしてるじゃない?」
「はあ。俺達はこれで失礼する。」
そう言いながらリキータに視線をむけた
「ああそうだなあ。」
「急いでるの?」
「お前には関係ないことだ。これ以上俺に関わるな!」
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