#きっかけ#

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~朝~ 「亜美~!!起きないと遅刻するわよー」 「は~ぃ。」 着替えをして、顔を洗い、ご飯を食べているとチャイムが鳴った。 「お母さん出るわ。」 「うん。」 こんな朝早くに誰? 珍しい。 「亜美ー。お迎えよ?」 「私?誰?」 「格好いい男の子よ。亜美、ちゃんと紹介しなさいよー。」 「格好いい男の子?ん"~分かんないぞ?」 「待たしちゃ悪いから行きなさい。」 「は~い。」 「メガネかけて行きなさいよ。男と歩いてる何て撮られたら大変よ。」 「分かってるよ。」 私は玄関に向かった。 「行ってきま~す!!」 壁に誰か縋って立って居た。 「あのーどちら様?」 顔を見て思い出した。 「佐藤雄太!?何で此処に居るの?」 「何でって…付き合うって事忘れたのか?」 「そんな事あったっけ?」 「ハァー。昨日は置いてきぼり…今日は、忘れられ…」 「まぁ、元気だして。形だけの約束だし。」 「言っただろ?好きにさせるって。」
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