#きっかけ#

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「5分前行動…」 マネージャーが麻琴を見て止まった。 「すいません。今日の現場に連れて行きたいんです。お願いします。」 「そうね。学校に1人くらい居た方がいいかもね。乗りなさい。」 「はい。」 麻琴は緊張していた。 「麻琴?緊張しなくて大丈夫だよ。」 「ねえ、何処行くの?」 「着いたら分かるよ。」 「まだ秘密な訳?」 「楽しみ。麻琴の反応。」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 現場に着き、楽屋に入った。 麻琴はマネージャーと先にスタジオに向かった。 「今日は遅刻してないみたいね。でも…傷、増えてない?」 「斎藤さん…また、転けちゃって…」 「ハァー。まあ良いわ、これに着替えて。」 「はい。」 手早く着替えてメイクをしてもらいスタジオに入った。 「amiです。よろしくお願いします。」 挨拶をしてスタジオに入った。 「…亜美?」 「うん。今はami。」 「嘘…握手して~!!さ…サインして!!」 「いいよ。」 私は、色紙にサインをして渡した。 「友達のサイン欲しい?」 「昨日メールしながら笑ってたってこと?」 「笑ってないよ。嬉しかった。こんな私にファンが居て。」
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