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「じゃ、亜美って呼ぶから、亜美は俺のこと雄太って呼んで」
「…分かった。」
面倒な奴に捕まった。
時計を見ると14時30分。
「やばい!!遅刻!!」
私は走った。
ドテッッ!?
「いッたぁ~~い!!」
「大丈夫かよ。ドジだな。」
「ドジじゃない!!あ"ー仕事!!」
今日は15時から仕事が入っていた。
マネージャーと14時30分に門集合だと言われていた。
時間に厳しいマネージャーは、1分の遅刻でも1時間の説教。
門まで、全速力の私は雄太の事を忘れていた。
「遅れてごめんなさい!!」
土下座をする勢いで謝った。
「5分の遅刻!!いい度胸ね?ami!!」
「ごめんなさい。」
車に乗り込んだ瞬間…
長い説教が始まった。
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