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何時ものように私は塾に向かい、17時~22時までみっちり勉強をしていた。いや、させられていたの間違いかな…。 いつも帰りの迎えの車の中で思う。“何故私は受験するんだろうか…” 私の成績と言えば、中の上程度だった。有名私立の女子校に入れようとしている父親には、私の成績は到底納得のいくものではなかった。 そうそう。私には、4歳上の姉のりながいる。この姉が、父親譲りの頭の良さで、中学の全国模試の上位常連者だ。
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