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いつの間にか、携帯電話を持っていなかった高齢者まで神様からのメール欲しさに携帯電話を購入する始末。
まだ小さな子供にも、幸せを願う親が携帯電話を買い与えた。
やがて世界中に広まる。
連鎖的に多くの人々のメールボックスに神様からのメールが保護されていた。
あの"始まり"の彼はいまどうしているだろう。
相変わらず悪いヤツらとつるんでいた。
でもたまに学校へ行く。
いつの間にか学校は嫌いじゃなかった。
彼と毎日つるんでいたヤツらも,たまに学校へ行く。
なんとなくクラスメイトと仲良くなった。
後悔はしていない。
そしてもちろん、彼もヤツらもクラスメイトも教師も,みんなメールボックスにハートの絵文字を大事にしまっている。
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