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颯「訳わからん……。
てか最後がかすれて見えないし、他のページ見ても白紙だし……。」
霙「それはあんたの部屋のベッドの下から出てきたの。」
颯「えっ!?
あたしこんなの知らないよ!」
氷雨「とにかく旅のついでにその古文書に書かれている者達を集めてみてはどうだ?」
颯「いいですけど……どこから手をつければいいのか……。」
氷雨「なら、まずは土の国へ行ってみろ。」
颯「土の国ですか?」
氷雨「そこに紙を数多の形に作り変え動かす術をもつ者がいると聞いた。」
颯「紙を数多の形に動かす……。
Σぁそれって!?」
氷雨「紙を統べる者。
おそらくその者だろう。」
颯「……わかりました。」
霙「ねぇ…思ったんだけれど…。」
颯「何~?」
霙「颯、行き先決めてなかったの?」
……………。
颯「……ぇへ🎵」
氷雨「…この阿呆娘……。」
颯「じ…じゃあもう行こっかなぁ~💦」
氷雨「……頑張ってこいよ。」
霙「いってらっしゃい。」
颯「次帰ってくるときは霙さんと氷雨さんの結婚式に帰ってくるからねぇ~🎵」
霙「なっ……///」
氷雨「ぉ……お前…何言ってんだぁあ!///」
颯「ぅっひょー🎵
いってきまぁす🎵」
こうして私の旅が始まった。
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