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少女「ていうか折ったのはひょっとして恋水ですか！？
孝弘「お前じゃっ！」
少女「わわわっ！やっぱり！ていうか復活してる！」
孝弘「がくっ」
少女「あわわわわわ！」
少女「また死んだ！」
じゃなくてっ！手を……離してくれ。
少女「あわわわわわわわわ！」
少女「たたたた、たーくんの顔がどんどん真っ青になっていくよー！？」
少女「どうしようどうしようどうしよう！たーくん！きゃいーん！きゃんきゃんきゃん！」
孝弘「て゛……」
少女「……え？」
孝弘「て……。て、手、を……」
少女「あ、そうか！」
少女「恋水がたーくんの首をぎゅってしてるから、えっとだからたーくんが苦しくて、えーと……」
少女「恋水が手を離せばいいんだっ！」
孝弘「だから、さっきから、そう、言っている……」
少女「わんっ！」
首の圧迫感が消える。
孝弘「むはーっ、むはーっ、はーっ、げほっ！げほっ！」
少女「……大丈夫？」
孝弘「だい……げほっ。ぜはーっ……」
少女「……たーくん……ごめんね」
孝弘「……あ、ああ……」
少女「ごめんね……でも、なんていうか、ほら、うれしかったから、つい……」
少女「だって、たーくん……たーくんなんでしょ？たーくんだったんだもん……あうううー」
この女の子は……。
孝弘「ひょっとして……恋水か？」
恋水「うんっ！そうだよ！恋水だよっ！覚えててくれたんだね、たーくん！」
恋水「嬉しい～～～～～！」
再び抱きついて、今度は割と穏やかに頬をすりよせてくる。
恋水「ぺろぺろ」
孝弘「うおっっ！？」
な、なんだっ！？
恋水「ぺろぺろっ」
恋水の舌の感触が、俺の頬に。
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