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優衣「じゃぁ、美乃またね ~。」
美乃『ぅんっ。
また明日ぁ』
店を出て長い立ち話をし終わると、もう暗くなり始めてる。優衣とわかれたあと、街灯がつきはじめた寂しい道を歩いていった。
美乃『(理旡お兄ちゃんたちも、あのままちゃんと帰ったかなぁ?)』
どこかに寄り道してなければいぃけど…
なんて思いながら帰り道を急ぐと、細い路地裏?帰り道には結構あるんだけど、あまり人通りの少ない道、そこから何だか話し声が聞こえてくる。
「お前さ…
何?
調子乗ってんの…?」
「わ、わかったから!
今回は見逃してくれよ…!
…な?」
「ガタガタぬかしてんじゃねーよ……!」
バキッ………
思わず立ち止まってしまった
男子高校生4人が喧嘩してる。
リーダー格っぽいひとと残りの3人。
ちゃんと立ってるのはリーダーっぽいひとだけ。
理旡お兄ちゃんと少し似てる。背が高くて、髪は少し長めで…。でも色は違って、薄い茶色ってかんじ。
美乃『(え、えーと…
こういうときはすぐにその場から立ち去れって理旡お兄ちゃんが……💦)』
~♪~♪
!!!
しまった……!
私のケータイの着信音が鳴ってしまった。
「??」
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