0人が本棚に入れています
本棚に追加
あーー…
今日も退屈だった
授業なんてつまらねぇ
学校なんてつまらねぇんだよ
でも放課後にはある楽しみがある
俺はいつも窓辺に腰掛けてゲームをする
ここの風通しだけは褒めてやる
そろそろ来る頃だ
美「理旡お兄ちゃんっ!」
ほーら来た
でも、いつも通り俺は動じない
美「理旡お兄ちゃんっ!
学校でゲームは禁止って何回言ったらわかるの?」
何回言ったらわかる?
こういう奴だからこそいじり甲斐があるんだな
理『っるせーな…
こんなつまらないとこで、これがやらずにいられるかっての…』
そう言って俺はゲーム機を取り上げようとする美乃の手をかわした
さて
俺は立ち上がり自分の席に戻ろうとした
美「もぉー💦
没収ですっ!」
お前には無理だって
美「生徒会役員として会長さんに言い付けるよぉ~!」
また始まった
そんなんで俺がやめるとでも思っているのか
理『ふーん…
あそ……』
そんな反応をずっと続けていると、俺のゲーム機を取り上げようと手を伸ばしてきた
美「ぼっしゅー…!」
理『おっと……
取れるかチビ?』
おっと危ない…
俺はニヤリそう言ってゲーム機を高い位置に上げる
美「むぅ~……
そんなのぉー!」
こいつは…
なんか飛び跳ねてる
いや届くわけねぇだろ
まぁ、面白いしいいかな
べつに可愛いとかそうゆう意味じゃねぇ
ただの…暇潰しみてぇなものだ
最初のコメントを投稿しよう!