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美『優衣っ
いる~??』
あたしは優衣のクラスのドアを少し開けて呼んでみる
クラスに残っているひとたちの視線が一斉にこっちに向いてちょっと居心地が悪い…
優衣とは中学校の頃からの親友の女の子。
二人で同じ高校目指そうってなって、目標通りこの未来ヶ丘高校に入学できた。クラスは違うけど、ずっと仲良くしてるんだぁ
優「あっ、美乃~
探したんだよぉ?今日は委員会ないから一緒に帰ろうって言ってたじゃん」
あたしの呼び掛けに手を上げて反応し、そう言いながら歩み寄る
美『あ……、そうだったね…』
優「美乃……まさか忘れてたんじゃ…??」
ジリジリと近づく優衣…
優「今日は委員会がなぃから帰りにCD屋さんに行こうって言ってたじゃん」
あー…
そうでした
美『ぅんっ!そうだょね!
ちゃんと覚えてるょ~
行こう?』
優「ほんとにぃ~?
ま、いっか
行こう!
じゃ、みんなバイバーイ」
クラスの友達に手を振って教室からでてきた優衣と歩いていき校舎を出た。
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