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そうするとそのミニクーパー(らしき車)はスタート地点にマシンを並べた。
「誘って…いるのか?」
と高梨
そうすると黒い魔物はエンジンを吹かす。
アメリカンV8特有の汚いエクゾーストが鳴り響く。
「あの音…まさか!あの車…アメリカンV8を…いや、そんな訳はねぇ…」
困惑する高梨
さらにエンジンを吹かす黒い魔物。
まるで今にも襲って来そうな獣の遠吠えだ。
「先輩、あんな車ぼこぼこにしちゃいましょうよ!」
と、田中。
「あ…あぁ…」
何故か気乗りがしない。
さらに黒い魔物のドライバーは手招きをしてくる。
「誘っていやがる…」
「ほら、調子に乗ってやがりますよ!」
そこまでされると走り屋として黙って待ってる訳にはいかない。
シルビアをスタート地点に並べる。
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